司法書士の資格を目指すことについて

司法書士の資格を取るべく、勉強しています。そもそも、司法書士という仕事は僕にとって、身近な存在ではなかったのです。勉強を始めて、町の中で看板をようやく目に留まるようになったぐらいです。司法書士というのは、不動産登記や商業登記、供託等で法務局等に提出する書類を作成するのが仕事です。僕は現在、親の家に住み、会社勤めであるので、こうしたことをお願いするということに縁がありません。 
 それがなぜ、この資格を勉強することになったのかという経過をお話したいと思います。数年前、交通事故にあったのです。交差点でのいわゆる出会い頭事故だったので、まぁ五分五分程度の責任割合と考えていたのです。それが、僕の加入している保険会社の担当者が頼りなく、相手に言われっぱなしというか、理論武装に乏しく、どんどん分が悪い方に話が進んでいたのです。よほど相手の保険会社の人間がやり手かと思っていたのですが、実はその当事者そのものに理屈でやられていたとのです。相手が事故の経験者かと思っていたら、相手の職業が司法書士だというのです。登記するだけの人が何で事故の賠償に詳しいのかとよくよく聞いてみると、「認定司法書士」という資格を持っている人だと、弁護士のように代理人ができるというのです。
 保険会社の担当者が頼りないのがそもそもの問題ですが、簡易裁判所の民事事件を弁護士のように代理できるなんて、その時、初めて知り、事故の相手ながらかっこいいと感じたのです。簡易裁判所で140万円の請求額までの代理という条件はありますが、民法に精通していなければ、到底できないことです。それこそ「マチベン」または「社内法務家」です。弁護士になろうとしたら、それはそれは過酷な条件で、10年くらいかかって合格という話とも聞くのですが、司法書士なら、そこまでかからないとのことも知り、挑戦してみようと思ったのでした。簡単そうに書いていますが、合格率は例年、2~3%という狭き門なので、合格するのは並大抵のことではないようです。

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